2011-01-01から1年間の記事一覧
明日から三日間、東京芸術大学音楽学部で集中講義を行います。 私が芸大で音楽の講義をすると言うと「応用(音楽学)の方ですか?」と聞かれる方がけっこういるのですが、楽理科(上野)の方です。 音楽学の講義は本当に(何年ぶりだかすぐには思い出せない…
私が企画した文化庁メディア芸術祭京都展のエンターテインメント部門のシンポジウム「メディア芸術の中のゲーム──これまでとこれから」(11月5日、京都国立近代美術館)について、先日ご案内した毎日新聞に続き、京都新聞でも記事が出ました。私この新聞をチ…
私が顧問を務める学生主体の研究会で以下の特別企画を行います。 森功次さんと今井晋さん(a.k.a. 死に舞)という今をときめく二人の若き美学者(お二人とも立命館は初見参だと思います)をお招きしますので、関西方面の美学、哲学、芸術学関係者はぜひとも…
文化庁メディア芸術祭京都展もいよいよ残すところ一週間を切りました。 私が参加する最後の企画として、20日(日)に京都芸術センターで開催される、プロジェクトチームメンバーによるトークイベントがあります。 文化庁メディア芸術祭京都展プロジェクトチ…
私がプロジェクトチームの一員を務めている文化庁メディア芸術祭京都展「パラレルワールド京都」がすでに始まっております。 http://plaza.bunka.go.jp/kyoto/その中で私が企画・統括をしてきたエンターテインメント部門が、いよいよ明日5日から二日間の日程…
本日(10月7日)の朝日新聞(大阪版)夕刊の「テーブルトーク」という欄に「いつかゲームの博物館を」という見出しで私の紹介記事が載っています。関西方面の方はご笑覧いただければ幸いです。 二週間ほど前に行われた取材をもとにした記事です。 新聞記事の…
私が事務局長となり、立命館大学内の各学部に散らばっているゲーム関連研究者のネットワークとして今年の四月に設立した「立命館大学ゲーム研究センター」(RCGS)のキックオフカンファレンスを10月14日(金)に行います。平日のその時間帯だったら企業の人…
[2011.9.21追記] 台風15号による暴風警報発令のため、本日16時から予定していましたRCGSの研究会は中止(順延)となりました。新しい日程が決まり次第、お知らせいたします。 今週は研究会・学会での発表が二つあり、目下準備に追われています。 立命館大…
以前からtwitter等でポツポツと予告・ご案内しておりました「文化庁メディア芸術祭京都展」のプレスリリースが本日行われました。ようやくここまで漕ぎ着けました。長らくお待たせしました。 文化庁のサイトは以下です。 http://www.bunka.go.jp/ 「文化庁メ…
仕事で諸々のアカウント管理の責任者になる必要があり、「センセイ、facebookのアカウント作ってくださいよ〜」と言われて、To Do Listに加えたまま、はや数ヶ月が過ぎてしまいました、台風の停滞による自宅軟禁状態にも助けられて、昨日の夕方、ようやく重…
早いもので前回のエントリーから一ヶ月以上空いてしまいました。7月はエントリー皆無でした。最近私もご多分に漏れず「twitterで堕落」しているせいが大きいのですが、一ヶ月まったく更新しない、というのは実に久しぶり(初めて?)の気がします。 その間、…
今週末に新潟で開催される日本ドイツ学会に参加します。 大会テーマは「音楽の国ドイツ?──音楽と社会」で、同タイトルのシンポジウムに私が出ます。 以下に書くのはシンポジウムだけですので、詳細な内容はこちらで。 第27回日本ドイツ学会総会・シンポジウ…
まずは神戸大学芸術学研究室の紀要から。少し前に出たものですが遅ればせながら。 全容は増田展大さんのブログを参照していただくとして、ここでは私が深く関わった「特集:テレビゲームの感性的論理」をご紹介。 神戸大学芸術学研究室編『美学芸術学論集』…
井上明人さん(GLOCOM)が主催されている「RGN-u:コンピュータゲームのデザインと物語についての研究会」(詳細はココ)で、私が、これまでの自分のゲーム研究の軌跡を振り返る(+アルファの)話をさせていただきました。 Ustreamでも同時録音・配信しまし…
明日の研究会用に一覧作成と資料のアップ。初めて公開するPDFファイルもたくさん。 (論文その他、出版物) (A)「テレビゲームの感性学に向けて」、多摩美術大学研究紀要委員会編『多摩美術大学研究紀要』第22号、2007年.(→PDF) (B)「ビデオゲームにと…
『生存学』Vol. 4(生活書院)が刊行されました。書店やAmazon.co.jpで購入可能です。生活書院のサイトはココ。 私は「生存のデザイン」という特集に「ユニヴァーサル・デザインはなぜそう呼ばれるか──再起動されたモダン・デザイン」という論文を寄稿してい…
明後日(15日)の日本記号学会での発表要旨は以下です。その後、書籍化するので論文として出すように言われているので、どうせなら今大体書いちゃおうと思い、珍しく「読み原稿をそのまま掲載するレジュメ」を作ることにしたのですが、先ほどようやく仕上が…
次の週末、二松學舍大学(九段)で日本記号学会の大会があります。 私は非会員ですが、パネルに呼ばれているので参加してきます。 今回、日本記号学会は「ゲーム化する世界」という大会テーマを掲げています。人文系・思想系学会の先手を切って、ゲームを研…
ニック・ザングウィル×立命館大学〜セミナー&レクチャー企画 日時:2011年4月21日(木) 会場:末川記念会館第二会議室(立命館大学衣笠キャンパス) 主催:立命館大学文学部&大学院先端総合学術研究科 (※セミナー・レクチャーともに参加費不要、事前申し…
この4月1日付で「立命館大学ゲーム研究センター(Ritsumeikan Center for Game Studies: RCGS)」なるものが発足しまして、昨日12日に初会合・初研究会がありました。上村雅之氏(任天堂アドバイザー/立命館大学大学院教授)がセンター長で、私、吉田が事務…
イギリスはダラム大学の教授で分析美学の研究者であるニック・ザングウィル(Nick Zangwill)氏が来週、京都・大阪方面に来ます。 ニックとは私が東大で助手をしていた時代に知り合い、私が修士論文で研究したエドゥアルト・ハンスリックという音楽美学者・…
先週は上の子の入学式とヤマハの発表会、下の子の入園式とリトミックの発表が、それぞれ平日にばらけて入っていたので、父親稼業で手一杯。上の子のために机を導入したりと家も大幅模様替え。うちの子らは三つ違いなので、またそのうちこういうハードな春が…
twitterを初めて二ヶ月くらいが経ったわけです。 とくに周囲に公言してはいないが、案の定かなりの数の学生(この場合、立命館の学生・院生っていう意味ね)に見つかってフォローされているが(学部を持ってないこともあり学内では無名なので言うほどでもな…
立命館大学×京都シネマの共同企画「挑発する女たち──アートの臨界」の第三回《ファッションが教えてくれること》が明日土曜日(3月5日)に迫りました。 立命館大学人間科学研究所のサイトはココ。チラシはココ。 詳細は以下です。 公開講座 シネマで学ぶ「人…
立命館大学×京都シネマの共同企画「挑発する女たち──アートの臨界」の第二回《≒草間彌生〜わたし大好き〜》が明日19日に迫りました。 立命館大学人間科学研究所のサイトはココ。チラシはココ。 詳細は以下です。 公開講座 シネマで学ぶ「人間と社会の現在」 …
2011年もいつの間にかとうに一月以上が過ぎ去りましたが、当方(ようやく重い腰を上げて)twitterなるものを始めて一ヶ月が経過したところで、ご多分に漏れず、ブログの更新が等閑になるわけです。いかんですね。というわけで、ドバッと一気に近況報告など。…
いよいよ明日29日(土)に迫りました、立命館&京都シネマの共同企画「挑発する女たち──アートの臨界」の第一回《マリア・カラスの真実》です。 立命館大学人間科学研究所のサイトはココ。チラシはココ。 詳細は以下です。 公開講座 シネマで学ぶ「人間と社…
うちが子育てを始めてから六年余り。上の子は春から小学生。 最近はすっかり慣れてきて(別様に言えば感受性が鈍化してきて)育児のなんたるかについてあまり思考しなくなったが、たまたま今、周囲が出産ラッシュで(私の世代の関係上か、第二子というケース…
当日感じたことを三点ほど書きます。 (1)「芸術」という日本語をめぐって美学徒が共有している「常識」が、他の分野の人々(しかも現代の日本における第一線の社会学者や理論派アーティスト)にまったく共有されていないようなのだが、それでいいのか。 前…
皆様、新年明けましておめでとうございます。 天候にも恵まれた、実にいい正月です。京都は31日に大雪が降ったものの、元日以降は晴天続き。寒いことは寒いですが、一日の大半は基本、酒呑んで居間でごろごろしているので、あまり気になりません(片や自分の…