2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ワンちゃんが好きな人、集まれ!

この一月はたまたま仕事が重なった関係で、ワーグナーのことばかり調べたり考えたり書いたりしてました。 その間、別に直接自分のテーマに関係はないのですが、ずっと頭に引っかかっていた問いがあるので、ここに書きます。皆様のお知恵を拝借をばと。ドイツ…

ホリエモンはなぜ今「不要」になったのか?

今回の捜査・逮捕劇で不可解なのは、なぜ今なのかという点である(少なくとも今日見たテレビではどの番組もそれを分析していなかった)。さらに言えば、今までホリエモンを泳がせていたのは誰で、それがどういう理由で今、彼を不要としたのか、ということで…

所得格差の拡大と「地球温暖化」問題

世論調査や国民の実感からみれば「所得格差」は拡がっているのに、内閣府の調査・公表ではそれは「見かけ上の問題」として否定される。「所得格差の拡大」問題はそもそも存在しないのだから、政府はその対処を迫られる必要も筋合いもない、ということである…

「電車女」というのはいるのか?

年始に珍しくいろいろテレビ番組を見てたら経済評論家みたいな人が出てきて以下のような予想をしてました。「今年はいわゆる「萌え」市場がさらなる成長をみるでしょう。現在、三十代男性の未婚率が急上昇していますが、彼らの多くは現実の女性をますます恋…

1/17に早稲田の演劇・オペラCOEで講演します

日時 2006年1月17日(火) 18:15〜20:30 会場 西早稲田キャンパス 8号館B105教室 研究会 演劇理論研究(西洋/比較)コース「オペラ/音楽劇の演劇学的アプローチ」プロジェクト 講演 「リヒャルト・ヴァーグナーにおける「ドイツ的なもの」の理念の変遷」 …

科学は宗教に、宗教は科学に行き着く──「ニセ科学」を弁証法で読む

菊池誠の「ニセ科学入門」は、ニセ科学の代表例として血液型性格判断、フリーエネルギー(永久機関の存在)、マイナスイオン、波動をあげている(http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/nisekagaku/nisekagaku_nyumon.html)。うちは前回買ったエアコン…

今回の偽装問題は何かを偽装しているのか?

先日、とある建築業界の人が「姉歯氏は単に設計のセンスがなかっただけ」と言うのを聞いて、驚いた。 つまり設計のやり方次第では彼が使ったのと同じ量の鉄筋で、耐震基準を十分に満たす構造設計が可能、ということだ。 そもそも日本の建築基準法が規定する…