2009-01-01から1年間の記事一覧

もうだめぽ、とでも申しますか

美学会編の国際版『美学(Aesthetics)』第13号が発刊されました。というより、今回から電子ジャーナル化されたので、正確には、校了稿が正式にWeb上にアップされました。 私は、以前日本語論文として書いたオリンピック芸術競技論を英語でリライトしたもの…

大型連休

・大型連休中の出来事をだいたい時間順に。 ・以前から予告していた京都会議泡盛部会を開催。大人六人、子供三人が大集結。これもまた美味すぎる肴達をつまみながら、ロックな人達(私を除く)だけに、全員ロックで呑みまくる。正午から。当日いらっしゃるこ…

明日に向かって忘れろ!

BOSE(スチャラダパー)の『明日に向かって捨てろ!!──BOSEの脱アーカイブ宣言』(双葉社、2008年)。「ほぼ日刊イトイ新聞」での連載が単行本になったもの。 やたらモノを持っていることで昔からその筋で有名だったボーズが、自分の部屋にたまったビデオテー…

国会議員秘書急募(学生向けアルバイト)

先日のDAに続き、今度は打って変わってこんなのでスミマセン。こちらは(も)ガチです。 この場ではどこの誰だか明かせませんが、現職の衆議院議員です。私とは昔からの友人として交流があるだけで、別に政治的に関わりがある訳ではありません。つーか私、ご…

酒飲み(DA)急募!(但し泡盛限定)

えーと、表題の通り、やんごとなき事情により、酒飲みの方(DA=Drinking Assistant)(但し専門領域は泡盛に限定)を急募します。勤務地は私の自宅です。プロアマ問いません(ただし当方ではできればアマを希望)。おつむは悪くて上等ですが、体は丈夫な方に…

退会届

この度、東洋音楽学会を退会しました。長らく幽霊会員で、会費も滞納し、督促も放置していたのですが、知り合いの某理事の方より最後通牒(“To be or not to be?”)を頂いたので、これまでの関わりなどを考えるとちょっと悩みましたが、中途半端な状態は双方…

京に居て京を見ず

京都に引っ越してからちょうど一年が経った。 一年経って京都に慣れたかどうかをあちこちで訊かれるが、積極的な意味で慣れた、というより、新鮮味・違和感がいつの間にか摩耗した、というのが正直なところ。どこでも生きていけるのは適応力云々ではなく、多…

『オペラ学の地平──総合舞台芸術への学際的アプローチII』

早稲田のCOEのオペラ研究会の人達と一緒に作った本です。本日某所でワインで酔っぱらって家に帰ったら届いてました。Amazonではまだ品切れ状態ですが、もうすぐ買えるでしょう。 オペラ研究会というのは通称で、正式には、早稲田大学のグローバルCOE「演劇・…

辛い状況

久しぶりに某オーケストラの演奏会の曲目解説なるものを書いた。一年半振りくらいか。 三月末までスケジュールがぎっちりなので落とすかもなと危ぶんでいたが、たまたま一日半程、中途半端に空いた、変に手持ちぶさたな時間が生じたので、そこにうまくはめ込…

五年一貫制博士課程のある大学院

筑波大学大学院(人文社会科学研究科、生命環境科学研究科)(1975年より) 京都大学大学院(アジア・アフリカ地域研究研究科)(1998年より) 立命館大学大学院(理工学研究科フロンティア理工学専攻、先端総合学術研究科)(前者は2001年、後者は2003年よ…

昨日と今日

土曜日は京大の岡田温司さんのところの科研プロジェクト「イメージ(論)の臨界――感性の翻訳と分有」(若手研究者によるフォーラム第四回)を覗きにいく(リンク先は佐藤守弘さんのところを借りました。公式サイトが見当たらなかったので)。当初の個人的目…

昨日と今日

土曜日は美学会例会。場所は関西学院大学。普通なら行かずに家にいて原稿でも書いているのだろうが、司会を頼まれたので、仕方なく行く。場所は妻の実家のある甲東園。いつも家族で行っている駅に、仕事で一人で行くのは変な気分。駅前で一人でランチを取る…

アドルノの声を聴け

いや、比喩とか詩的表現じゃなくって、本当に声を聴けってことですよ。 ここから1965年のラジオ放送「《ドイツ的とは何か?》という問いに答えて」の録音がmp3でダウンロードできますので。 澄み渡った美声。さすがはイタリア系歌手を母に持つだけのことはあ…

Home(less)sickness?

数日間、東京に戻ってきました。 着いた日の晩、どうしても我慢できなくなり、久しぶりに元の地元である赤羽のまるます家に一人で赴きました。陽気が良かったこともあり、平日なのにたいそう混んでました。途中、ふと思い付いてというか魔が差して、父親(や…

この日記について

・はてなスタッフの方からこの日記を教育関係のポータルに登録したいと依頼されました。基本的にただで使わせてもらっているわけですし、とくに断る理由もありませんから、日記の機能や使い心地等がこれまでと変わらないことを条件に、承諾しました。「教育…

第1回ビデオゲーム・カンファレンス報告

2月2日に行われたビデオゲーム・カンファレンスは皆様のおかげをもちまして、大盛況のうちに終わりました。 このGCOEの常として、そのうち全容がネットで動画配信されると思うので、そうなった段階でまた御案内します。来られなかった方も相当部分フォロー可…

Memorandum on the newly found Hanslick literatures

Anthony Pryer (“Re-Reading Hanslick: Musical Performance and “The Music Itself”” in: The Musical Quarterley. 2007, p. 7) shares and further elaborates my interest, as follows: “For an interesting attempt to link Hanslick’s “undemocratic” t…

ましてや俺においてをや

羽入は、未熟な学生であり、これからたとえばヴェーバーの歴史・社会科学を地道に学ぶことをとおして、「魔術」的カテゴリーの呪縛や彼我混濁癖から一歩一歩解放されていかなければならない身である。そういう羽入を諭し、たしなめるべき教員が、そうはせず…

代わりに「これは爆弾ではない」だったら?

【踏切に「これは爆弾だ」と書いた箱 名鉄一部ストップ】(朝日新聞の速報) 11日午前10時50分ごろ、名古屋市緑区鳴海町鎌研の名鉄名古屋線有松4号踏切(遮断機、警報機付き)に、「これは爆弾だ」と書かれた箱が置かれているのを同社の土木係員(3…

第1回ビデオゲーム・カンファレンス(2月2日、立命館大学)

クリスマスだの正月だの諸々の報告を時間の都合上すべて吹っ飛ばして、2009年一発目はカンファレンスの御案内です。 立命館大学アートリサーチセンター グローバルCOE「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」 第1回ビデオゲーム・カンファレンス 《「…