2010-01-01から1年間の記事一覧

ちょっと変えてみた

大学の研究者データベース。該当ページはここ。 初対面の学生や広報関係者と話してて分かったんだけど、ここって案外たくさんの人が(学内も学外も)見てるんだよね。 随分と放置してあったので、ちょいと思い立ってリニューアルしてみた。 【感性学としての…

今年はデザイン論でいこうかと

ここ数週間、読書の対象はもっぱらデザイン論。といっても、いわゆるグラフィック・デザインではなく、インダストリアル・デザインの方。巷のインダストリアル・デザイン論は半分くらいは建築の話だが、そこには手を出さず、もう半分の方、つまり家具とか文…

「大学教授の時給」って…

先日の朝日新聞の「働く人の平均時給2228円 09年、14年ぶり低水準」という記事を読んで気になったのは、その終わりにある、 職業・男女別では「大学教授・男性」の時給が最も高く、5985円。「医師・男性」が5708円、「パイロット・男性」が…

書評会のお知らせ

一年ほど前から「クラシック音楽と現代文化研究会」という会(関西大学の小川博司先生が主催)に出させてもらっているのですが、次回の会では私の本の書評会をしていただけるそうです。私ももちろん出席します。出入り自由な気さくな会ですので、ご関心の向…

『出版ニュース』再び

以前ここでもご紹介した『出版ニュース』の少し前の号に、どうやら、 ブックハンティング2010 『ヴァーグナーのドイツ』超政治とナショナル・アイデンティティのゆくえ 吉田 寛=著 高橋 順一=評 (旬刊 出版ニュース2010年3月中旬号) というのが載ってる…

いただいたご本

一昨日に届きました。訳者の沼口さん(国立音楽大学)から。感謝。あともう一人の訳者、西田さんにおかれましては、先日の上京時、新婚のご家庭に深夜「ガサ入れ」を決行してしまい、たいへん失礼いたしました(だったらやるなと)。 ハインリヒ・シェンカー…

近況および新年度にむけて

20日の国際会議では無事にコメンテーターとしてお勤めを果たして参りました。私の報告は以下。 Hiroshi YOSHIDA. "Humanism without (Defining) Human? Memorandum on Professor Anne Phillips' Paper "In (Partial) Defense of Cosmopolitanism."" Commenta…

けふここのえに はづかしきかな

東国から上京して苦節丸二年(内実不詳)、私もついに「京(けふ)の人」になれました! と申しますのも、毎日新聞京都版に「京の人 今日の人」という欄があるのですが、本日3月17日(水)朝刊に、 京の人今日の人:立命館大大学院先端総合学術研究科准教授…

国際カンファレンス「絆と境目」

来週の週末に立命館大学で国際カンファレンス「絆と境目 Bonds and Boundaries」が開催されます。 われわれ先端総合学術研究科主催のかなり大規模な国際会議で、私は単なる端役ですが、コメンテーターを務めます。 私がコメントするのはアン・フィリップ氏の…

ハラスメント概念は歴史的役割を終えたのでは?

今年度学内の委員をやっている関係で、以下のような企画を(他の教員や学生の委員と共に)主催しました。 学外に(積極的には)広報しないとの取り決めでしたので(大学のウェブサイトでは告知されていましたし、実際に学外からの参加者もおられましたが)こ…

ULYSSES ユリシーズ No.2

『ULYSSES ユリシーズ No. 2』(『CROSSBEAT』2010年04月号増刊、シンコーミュージック・エンタテイメント)が出ました(実はまだ手元に届いてないのですが)。私はその中で、 吉田寛「われわれは何を買わされているのか──新リマスターCDから考えるビートル…

ワーグナー協会無事終了

日曜のワーグナー協会での講演、満員御礼(だそうで)の盛会のうちに無事に終了しました。 お集まり頂いた方々、ありがとうございました。私も色々と勉強になりました。久しぶりにお会いできた方々(会員だったとはつゆ知らず…)もいて、良かったです。関東…

相変わらず効率悪いが…

明日の「ワーグナー協会」の発表準備とレジュメ作成、やっと今日の夕方、ぎりぎりで終わった。 この一週間は割とスケジュールが空いてたので全然余裕だと思ってたのだが、あに図らんや、見込みよりも二日くらいオーバーして、結局ぎりぎり。 その理由は、や…

日本ワーグナー協会第117回関西例会(2月7日)

日本ワーグナー協会第117回関西例会 日時:2月7日(日) 14:00-17:00 場所:北浜ビジネス会館4階中会議室(北浜駅徒歩4分、淀屋橋駅徒歩5分)[地図][Google Map] テーマ:「ワーグナーの「チューリヒ的転回」──『未来の芸術作品』と『オペラとドラマ』の…

また趣味が一つ減った

ビートルズについては完全に「趣味」(しかもできるだけ老後の)にしようと思っていたのだが、このブログでいろいろテキトーなことを書いてたら、その筋の雑誌の編集者(しかも一度一緒に仕事をしたいなと思っていた方)から「そんなんだったら責任取って、…

知るも愛、知らずも愛

前にもここでちょろっと触れた、mixiのボイス機能。あまりにうるさくて、それがためにmixiをやめようかとも思った。せめてオフにする設定があればいいのに、と。自分が使ってる人はあまり気にならないんだろうけど、と。他人のことを多く知る(知りすぎる)…

Too many Heils!

先日、某国際会議の懇親会の時に、とある学生(先端研が誇るサブカルの鬼)から、ウォルト・ディズニーにナチスを題材にした短編アニメがあると聞き、帰宅後、大あわてで探す。 その時の話ではミッキーマウス・シリーズだと聞いていたので、変だな、ミッキー…

幾分老婆心ながら

(以下に書くことは、当然私の実体験を踏まえてのものですが、個別具体論ではなく、一般的な話ですので、念のため。) そろそろ大学院入試(学部もそうですが)の季節ですよね。 大学院を受験するにあたっては、そこにいる教員(あるいは院生)に最低一度は…