ワーグナー協会無事終了

日曜のワーグナー協会での講演、満員御礼(だそうで)の盛会のうちに無事に終了しました。
お集まり頂いた方々、ありがとうございました。私も色々と勉強になりました。久しぶりにお会いできた方々(会員だったとはつゆ知らず…)もいて、良かったです。関東からわざわざ足をお運びいただいた方にも感謝感激。
本の即売会も、担当の方にきわめて手際よく、かつ上手にやっていただき、持っていった分がほぼすべて捌けました。重いのにわざわざ京都から運んでいったかいがありました。まだ研究室に数十部余ってるんで、即売会だけでもまたやらせてもらいたいな(笑)。
自分としては貴重な勉強の機会を与えていただいたと思ったのに、破格のギャラ(当方からみれば)をいただいてしまい、その上お食事(飲み会とかじゃなくてコース料理という)もご招待で、たいへん恐縮でした。その辺りも含め、さすがは、という印象ですね。同じ小規模でも、学会のような研究者の集まりとは、もうイロツヤが違います(笑)。もちろんそっちはそっちでいいんですが。
お食事の席でうかがったのですが、その場に集まっている人々のほぼ全員(私のような飛び入りの数名を除いて)がバイロイト経験有りとか。そんなサロンがこんな極東の島国にあったとは、という驚き。私も「詣でる」決心がついたら、「入信」しようかしら(ただし会費が払えればですが)。
三光先生にも初めてお会いしましたが、八十を過ぎてるとは思えないほどお元気で、お酒も普通にグイグイ呑んでおられます。二次会でたくさん日本酒をご一緒させていただいたせいで、こちらは寝不足もあって帰りの阪急ですっかり意識を失いましたが、今回は「寝過ごし」は一駅(烏丸まで)ですみました(笑)。
「48年人」ヴィルヘルム・ハイネとヴァーグナーの関係については、決定的かつ唯一無二と思われる先行研究が(しかもきわめて身近なところに)あることを教わりまして(藤野さん、ダンケです!)逆に言えば、それを踏まえさえすれば、今回喋った話を明日にでも論文にできるなと思っているところ。こういうのは貴重な「貯金」として何かの機会にさくっと出せるように(それはぜひとも効率的に!)忘れないうちに早いところ入手しておこうっと。
ところで全然関係ないですが、次に大阪で呑むときには、ぜひ福島に行きたいと考えていますので、乞諸々ご教示。今週は週半ばに出張で東京に行きまして上野で呑みます。