書評会のお知らせ

一年ほど前から「クラシック音楽と現代文化研究会」という会(関西大学小川博司先生が主催)に出させてもらっているのですが、次回の会では私の本の書評会をしていただけるそうです。私ももちろん出席します。出入り自由な気さくな会ですので、ご関心の向きは(今回に限らず)ぜひどうぞ。
以下、日時等のご案内です。

第四回クラシック音楽と現代文化研究会
日時:2010年4月17日(土) 14:00〜
会場:関西大学千里山キャンパス
   第3学舎(社会学部)5階共同研究室C503
内容:吉田寛さんの近著『ヴァーグナーのドイツ』の書評会
   書評報告:平田誠一郎(関西学院大学

社会学的観点からクラシック音楽文化を捉えてみようというのが会の趣旨です(これまでテーマにあがったのは、指揮者の表象、レコード会社の販売戦略、インターネットと「クラオタ」、音楽祭運営の現状など)。日本ポピュラー音楽学会JASPM)のクラシック版、というと分かりやすいかも知れませんが、業界外の人にとってはそんなこと言われてもかえってちんぷんかんぷんかも知れませんね。もっとも私の本のテーマは、その主旨からは少しずれているのですが。
とまれ、本会、お見知りおきのほど、よろしくお願いします。