『ドイツ研究』第46号
吉田寛「混合趣味の衰退と民謡の発見──18世紀ドイツ音楽とナショナル・アイデンティティ」
日本ドイツ学会編『ドイツ研究』第46号、2012年3月31日、pp. 19-33.
以上の論文が出版されました。
内容的にはそのうち出る(はずの)ドイツ音楽論シリーズの第二巻に(より詳細なかたちで)含まれる予定のものです。後半は(日本語ではけっこう珍しいかも知れない)ヘルダー論です。
最近ではすっかり落ちぶれていて、こうした学会誌論文は年に一本書くか書かないかになっていますが、やはり学者の本分は論文にあると思うので、これからも地道に色々な学会誌に投稿していきたいと考えています。
抜き刷りのようなものはいただけないようですが、自分でコピーなりデータなりを用意しますので、ご関心の向きはお知らせ下さい。
もちろん雑誌を購入していただくのが一番ありがたいですが。
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なおこの雑誌の前号には、私の『ヴァーグナーの「ドイツ」』の書評(江藤光紀氏による)が載っています。