阪神をのぞく全チームを対象に中日の優勝マジックが点灯

今日(8月6日)ヤクルトが中日に負けて自力優勝の可能性がなくなった。これで首位中日は、二位阪神を除くすべてのチームを対象に優勝マジックが点灯したことになる。その様子を各球団ごとにまとめてみよう。

(1)対阪神 隠れマジック46
阪神が残り49試合を49勝0敗→102勝41敗3分
中日が残り53試合を46勝7敗→102勝40敗4分
(ただし対阪神残り試合12をすべて負けた場合、7敗を上回ってしまう。よって阪神自力優勝の可能性がある。)

(2)対ヤクルト マジック41
ヤクルトが残り51試合を51勝0敗→97勝47敗2分
中日が残り53試合を41勝12敗→97勝45敗4分
(この12敗のうちには対ヤクルト残り試合11が含まれる。よってヤクルトは自力優勝の可能性なし。)

(3)対広島 マジック35
広島が残り49試合を49勝0敗→90勝51敗5分
中日が残り53試合を35勝18敗→91勝51敗4分
(この18敗のうちには対広島残り試合11が含まれる。よって広島は自力優勝の可能性なし。)

(4)対読売 マジック33
読売が残り45試合を45勝0敗→89勝55敗2分
中日が残り53試合を33勝20敗→89勝53敗4分
(この20敗のうちには対読売残り試合7が含まれる。よって読売は自力優勝の可能性なし。)

(5)対横浜 マジック34
横浜が残り51試合を51勝0敗→90勝53敗3分
中日が残り53試合を34勝19敗→90勝52敗4分
(この19敗のうちには対横浜残り試合12が含まれる。よって横浜は自力優勝の可能性なし。)

次の問題は対阪神のマジックがいつ点灯するかということなのだが、八月に組まれている直接対決の六試合を終わってみないと何とも言えないだろう。この六試合終了時に、中日と阪神のゲーム差が6以上離れていれば、その時点で即マジック点灯となるが、今のように6ゲーム差以内でくっついて行くなら、九月後半の直接対決が消化されるまでマジック点灯はお預けとなる。
しかしいずれにせよ、隠れているとはいえ、対阪神マジックは先週(7月30日)の段階で51、今日で46と毎日着実に減っている。点灯すればマスコミも言及しないわけにはいかないから、セ・リーグの灯を(少なくとも表面上)消さないためには、しばらくは隠れたまま減り続ける方がいいのかもしれない。