新年度に向けての各種ご報告

私こと、この四月から副研究科長という役職を拝命いたしまして、これからの二年間の任期中は連日、会議に次ぐ会議、書類作りに次ぐ書類作りの日々になりそうです。研究会やイベントに顔を出す機会が(元々出不精なわけですが、これまで以上に)減りそうですが、ご容赦下さい。なおこれは単に順番で回ってくる役職ですので、とくに「出世」した(したい)とかいうアレではございませんので誤解の無きよう。この手の仕事に向いていないことは自明にして周知ですので、とにかく無事に職責を全うできるように祈るのみでございます。
役職者ということもあり、今年度の授業はゼミを除くと前期に一コマ(感性学的デザイン原論)だけという有様でして、例年にも増して、いよいよ私の本業は何だろうかと混迷の度を深めております。
ただしゲーム研究センター(RCGS)の事務局長職は継続しますので、ゲーム研究には引き続き(これまで通りの時間と労力が割けるかどうかは甚だ心許ないですが)取り組んでいきます。ここをご覧の皆様も何かいい話、面白いネタがあればぜひ。
教師としての本分を思い出させてくれる「心のオアシス」(といいながら直前には決まって準備で死ぬ思いをするわけですが)は、すっかり他大学での集中講義になっておりますが、今年は夏に九州大学箱崎)、冬に東京大学(本郷)にうかがいます。後者は言わずと知れた文学部ですが、前者は私の教歴にとって初となる工学部系でございます。錯覚論を扱う予定ですが、どこまで関心が共有されるかドキドキであります。後者では「耳から考える感性学」というテーマで講義をします(→シラバス)。両大学(近辺)の関係者の皆様は、どうかよろしくお願いします。寂しんぼうですのでかまってやってください。ただし酒量は致死未満のほどお願いします。