今日のちょっとした発見とちょっとした悩み

今日ネットで調べごとをしてたら、たまたま、
Markus Gärtner. Eduard Hanslick versus Franz Liszt: Aspekte einer grundlegenden Kontroverse. Hildesheim: Olms, 2005.
の中に私のハンスリック論が引用されていることを、Googleブック検索で、知った。
つーか、持ってるじゃん、この本。たまにパラパラ見てたじゃん。よく見たら書誌にも論文名が上がってるのに、全然気付かんかったわ(笑)。
私のようなフシアナ君には、Googleはことさらにありがたい。自分の部屋にある本の中味をこうやって親切に教えてもらった以上、今後一切インターネット批判禁止だな、こりゃ。
あとやっぱ、英語で書くと中味がたいしたことなくても(非英語圏の人も)ちゃんと読んで引用してくれるもんすね。潜在的読者数は日本語の100倍くらい? 日本語論文の10倍の労力を使って一本英語論文書いても、十分元が取れる(何の?)計算ですかね。
それにひきかえ、カナダの某大学出版局からフランス語で出した論文(私が英語で書いたやつを向こうがわざわざ仏語訳)はきっと駄目だな。日本語並みに読まれてないだろうな。「元の英語のヴァージョンをどこかに出していいですか?」ってそのうち交渉してみようかな。二つもあるのに。もったいないからな。
でも、こういう引用って、どうやって「情報管理」すればいいんでしょうかね?
理系だと普通にインパクト・ファクター値(IF)とか業績一覧に書くわけでしょうが、そのためにいちいち「あなたの論文を引用しました」って連絡を互いにするのだろうか?
だいぶ昔に書いたものについて、こちらからわざわざ検索してチェックする気にはならんしな。
今回の私のようにたまたま見つけたものを、コピーとかしておいて管理するのだろうか?
とりあえず今回は、自分が持ってる本の当該ページに付箋を貼っておいたが、そのうち絶対忘れそうだ。
うーむ。
で、一応、ここもメモ代わりにはなるかなと。