mixiに一つのコミュニティの終焉を見た!

mixiにおける私の母校(都内旧第四学区、私立、中高一貫、男子校、1.5流進学校)のコミュニティが、この一ヶ月くらいのあいだに、今までの「○○年卒業生です」「○○先生の近況は」といった、もっぱらムサ苦しい元DT男子高生達の集いから、すっかり一変して、「四月から子供が入学します」「息子の学力で勉強についていけるかどうか心配」「塾も行かせた方がいいでしょうか」ということを主たる話題にする奥方の集いに様変わりしてしまいましたよ!
コミュニティの性格が全然違っちゃうじゃん! もう誰も下ネタ書けんじゃん!
そもそも、われわれみたいなうだつのあがらない三十路男性陣(元DT男子高生)とは、性別やら年齢やら階級やら趣味やら全て、あんたら絶対違うじゃん! 片や、バブル崩壊と軌を一にした暗い青春時代の内輪ネタでしか盛り上がれない、いまだに独身(ないしはDT)が大半のうだつのあがらない三十路男性陣。片や、自慢の息子の中学受験に見事(かどうか知らんが)成功した、前途洋洋かつ威風堂々たる美貌の(あくまで予想)奥方達。お互い「こんな他者見たことない」ですよ!
いわゆるホモソーシャルな領域を何と心得るか!
これを一つのコミュニティの終焉と呼ばずしてどうしようか!
だがしかし終焉したのは、あるいは根本的な変質を被ったのは、一体何なのか。
mixiに集う人々の層なのか? われわれの母校それ自体なのか? いわゆる世代なのか? そんなコミュニティにわざわざ入ってくる世の奥方達なのか? それとも、そんなことに一々敏感にショックを受けるようになった私自身なのか?