Nisus Writer Pro

Public Beta版が公開されていることに不覚にも今頃気付きました。日本版の代理店(マーキュリー)のサイトだけしか普段チェックしておらず、Nisus Writer Expressのアップデータの更新がずっと止まっているのを訝しく思ってはいたのですが。やっぱりたまには2ちゃんなどで最新情報をチェックしなくてはならないということですわ。
でさっそく今Proをダウンロード中で、その間にこれを書いています。
私がClassic版のNisus Writerで重宝していた機能の一つに、マルチリンガルな外国語読み上げ機能があります。英語、仏語、独語、伊語、西語などを、特殊なプラグインを入れなくても読み上げてくれたのです(もちろん固有名詞などは相当怪しい発音ですが)。
これが便利なのは、英語や独語で長めの文章を打ち込んだ後で、タイプミスがなかったかどうか確認する場合。通常は手元と画面を見比べなくてはならないのですが、Nisusであれば、入力結果を耳で聴きながら、目は原稿なり本なりを追えばいいので、とても効率が良かったのです。
もちろん発音が分からないときにちょろっと辞書を引く手間を省くためにも使えます。
あと遊びとして、ドイツ語の文章を英語モードで読ませたり、その逆をやってみたりもしました。
うちのMacBookでのNisus Writer Expressの使用頻度が導入当初の予想よりもはるかに低い一因には、この機能が欠落していることが確実にあります(英語のみの読み上げ機能実装)。
これがPro版で復活しているかどうか、楽しみです。どういうわけか、あまり注目されない機能なので、レビューなどには言及が無く、ダウンロードしてみるまで分からないのですが。
今回は無理でも、いつか復活すれば、再び人文系研究者のハートをがっちり掴むこと間違い無しだと思います。