七五三@八坂神社

今日は子供達の七五三のために八坂神社に行ってきました。ちなみに上はまだ六歳なのだが、下(三歳)のついでにやってしまおうと。ともあれ無事にここまで育ったのも、皆様の常日頃のご協力があってのことですので、厚く御礼申し上げます。 一応、地元(うち…

ゲームフォーラム終了

土曜日のゲームフォーラム@神戸大学、無事に終了しました。足をお運びいただいた方々、ありがとうございました(思いがけず、社会情報学の田畑さんにも久しぶりでお会いできました)。そして関係者の方々、お疲れさまでした。 本当に楽しかったです。私とし…

ヘボ試合×2

週末は日本音楽学会全国大会というのがあり、名古屋にいたんです。 その一方というか、それと同時にというか、中日とロッテの日本シリーズがナゴヤドームで開催されていたんです。 ご存じの向きもおられるかも知れませんが、私、最近はあまり球場には足を運…

テレビゲーム・フォーラム(神戸大学、11月13日)

以前にもご案内しましたテレビゲーム・フォーラム@神戸大学。13日ということで、いよいよ来週末となりました。各自の発表題名・要旨が出揃いまして、視聴覚文化研究会のサイトに掲載されています(主催の神戸大学大学院教育改革支援プログラムのサイトはコ…

名誉ある不名誉?

とある音楽評論家のブログを読んでたら「吉田秀和、柴田南雄から渡辺裕、吉田寛まで、東大出身の音楽関係者の身の処し方への不信感」について書かれてあり、自分の名前に行き着いたところで、ここでオレかよと驚いた。自分では最近すっかり音楽プロパーでは…

バウムガルテンについて、とある疑問

ここ二、三日ほど、短期的にはビデオゲーム論の「感性学」的土台を作るため、長期的にはライフワークの一つにすべく、バウムガルテンを集中的に読んでいる。「ヒッチコックによるラカン」(ジジェク)ならぬ、「スーパーマリオによるバウムガルテン」(笑)…

テレビゲームの感性的論理(神戸大学、2010.11.13)

テレビゲームの感性的論理──ニューメディアと文化 日時:2010年11月13日(土)13:00〜 場所:神戸大学文学部学生ホール 研究報告者:太田純貴(京都大学)、河田学(京都精華大学)、吉田寛(立命館大学) 「80年代の登場以降、急速に我々のあいだに広まった…

美学会全国大会(関西学院大学)

先週末、関西学院大学で美学会全国大会が開催されました。 まずその筋に対するお詫びというか「後始末」なのですが、昨日早速、西部会に移籍する手続きをしまして、受理されましたので、ご報告まで。 東部会に籍を残しておけば、当面、雑用が降ってこないだ…

シネマ企画/Music and Philosophy

主催・立命館大学、配給・京都シネマで(それなりの人気・集客をもって)開催されている「シネマで学ぶ「人間と社会の現在」」という企画がありまして(サイトはココ)、そのシリーズ7(全三回)を私がまとめて担当することになりました。ゲストの人選や日程…

御贈呈多謝

落手した御著書を少し前から遡って一気にご紹介。御贈呈いただきました皆様、誠にありがとうございました。 届いた封筒に「○○新書」と書かれているのを見て、ははーん、さてはこれはアレだな、と思って封筒を開けたら、アレではなくコレでした。そういうこと…

「博士号では十分でない」

以前このブログで(もう三年前になるんだな)水月昭道さんの『高学歴ワーキングプア』という本について好意的に書いたことがある。 ところがその後、同じ著者の『アカデミア・サバイバル』(2009年)を刊行直後に読んでがっかりした記憶がある。 もうそれは…

タイガースにマジック8点灯(笑)

【阪神に優勝マジック「8」点灯 首位中日と巨人が敗れ】(朝日新聞) セ・リーグは26日、首位の中日と3位の巨人がともに敗れ、試合がなかった2位の阪神に逆転優勝へのマジックナンバー「8」が点灯した。阪神は残り9試合のうち8勝すると、中日が10…

twitterもうちょっと静観

最近某筋(複数)から、twitterを始めるようにと「圧力」(笑)がかかっていますが、すみませんが、しばらく保留というか静観させていただきたく。 単にめんどくさい、というのも(かなり大きい理由として)あるのですが、それじゃあ言い訳としてあんまりな…

『ドラえもん』をインストール

いつのまにか世間的には夏休みが終わってしまったので、慌てて夏の諸々をご報告。 まず恥ずかしながらこの夏最大のイヴェントとして(うちの方言で呼ぶところの)出銭の国に行ってきました。旅行会社に足運んで予約とかして。新幹線で泊まりがけで。上の子は…

「ゲーム関連翻訳研究」論文の翻訳者急募

「日本のゲームを海外向けに輸出・移植する際に、単なる字面(テキスト)の翻訳ではなく、そもそも設定やコンセプト自体をいじらなくてはならない場合がある。例えば『ときめきメモリアル』での「放課後」や「屋上」の設定は、完全に「日本文化」(の表象)…

「パン屋再襲撃」再読解

村上春樹に「パン屋再襲撃」という短編(コレの巻頭に入ってる)があり、大昔に読んだことがある。 ただし設定や細部はすっかり忘れていたのだが、先日とある人から(誰だか覚えてないが、若い人だったような記憶が。うちの学生かしら)「あれってヴァーグナ…

同窓会に行ってきたでござるの巻

高校卒業からほぼ二十年ぶりになる卒業時クラスの同窓会があり、たまたま東京で仕事があったこともあり、顔を出してきた。 場所はもちろん、われらがホームグラウンドの池袋。クラスのおよそ半分、二十数人が集まった。ちなみにうちは男子校。中には互いにち…

Review House 03

どなたか入手方法を知りませんか。 Amazonでもなぜかこの号だけ品切れでプレミア価格になっていて、それでも買えと言えば買いますが、身近な人がやってるはずの雑誌だけに、何か悔しいので。 たしか編集人(のうち数名)は私の東大時代の後輩で、寄稿したり…

例のアレを初体験

今年は、京都に来てから三年目で初めて、祇園祭(まだ続いてるんだけど、その山場的なところを)をちゃんとみた。 正確には覚えてないが、昨年までは宵山&山鉾巡行が平日で、仕事があったためにみられなかったような記憶がある。 今年はちょうど16日、17日…

ビデオゲーム座談会のことなど

ビデオゲーム座談会、無事終了しました。 「ファミコン前夜」のナムコや任天堂の歴史(福祉事業や「デパートの屋上」文化などを含む)、ビデオゲームの普遍性とローカライズの葛藤の問題(その場合、映画などのアートとどう違うか)、飽き(慣れ)と身体的困…

15年前の僕らは幻想をもってオザケンなんて聴いてた

最近、基本的に「ジャズ・リマスター地獄」に陥ってるのだが(そのうちここでネタにする予定)、そんななか何となく思い付きで、オザケンの初期のアルバム&シングルを中古でごそっと買ってきて(某オクで大量落札)聴いてる。 いまちょうど『LIFE』が鳴って…

錯覚について少々

最近、「錯覚」についてあらためて原理的に考えたいと思っている。 ・錯覚とは、基本的に二つ(以上)の知覚的データ(あるいは基準)の齟齬から生じる。「目で見たら長さが違うが、計ってみたら同じ」(垂直水平錯視)とか、「触覚的には二つだが、目で見た…

ハイ、コレ読みましょう。

21世紀COE(2002年〜)、グローバルCOE(2007年〜)の後にやってくる国家的大学研究施策の構想は「リーディング大学院」とのこと。 で、何だそりゃと思って検索してもネット上には情報がほとんどないし、大学人の話題にもまださほどのぼっていない言葉ですが…

音楽は「聴覚文化」研究の対象ではない?

少し前から考えていたことだが、音楽は実は「聴覚文化」研究の対象ではないかも知れない。(そこから翻って、そもそも「聴覚文化」研究なるものの内実は空虚ではないか、ということでもあるのだが。) 「美術」が「視覚文化」研究の中で(も)それなりの位置…

まだやってたのかよ

新リマスターCDも出たことだし、もうどうでもいいよ、っていうのは私だけ? ●ビートルズの曲、iTunesで配信されないのは「EMIのせい」● ビートルズの楽曲がiTunes Storeで販売されないのはEMIのせいだと元ビートルズのポール・マッカートニーが語っている。…

ちょっと変えてみた

大学の研究者データベース。該当ページはここ。 初対面の学生や広報関係者と話してて分かったんだけど、ここって案外たくさんの人が(学内も学外も)見てるんだよね。 随分と放置してあったので、ちょいと思い立ってリニューアルしてみた。 【感性学としての…

今年はデザイン論でいこうかと

ここ数週間、読書の対象はもっぱらデザイン論。といっても、いわゆるグラフィック・デザインではなく、インダストリアル・デザインの方。巷のインダストリアル・デザイン論は半分くらいは建築の話だが、そこには手を出さず、もう半分の方、つまり家具とか文…

「大学教授の時給」って…

先日の朝日新聞の「働く人の平均時給2228円 09年、14年ぶり低水準」という記事を読んで気になったのは、その終わりにある、 職業・男女別では「大学教授・男性」の時給が最も高く、5985円。「医師・男性」が5708円、「パイロット・男性」が…

書評会のお知らせ

一年ほど前から「クラシック音楽と現代文化研究会」という会(関西大学の小川博司先生が主催)に出させてもらっているのですが、次回の会では私の本の書評会をしていただけるそうです。私ももちろん出席します。出入り自由な気さくな会ですので、ご関心の向…

『出版ニュース』再び

以前ここでもご紹介した『出版ニュース』の少し前の号に、どうやら、 ブックハンティング2010 『ヴァーグナーのドイツ』超政治とナショナル・アイデンティティのゆくえ 吉田 寛=著 高橋 順一=評 (旬刊 出版ニュース2010年3月中旬号) というのが載ってる…